レンズの球面・非球面の選択

球面レンズと非球面レンズの違い

レンズは基本的に中心がもっとも綺麗に見えるようになっています。球面レンズは厚みがあり、カーブが大きいためレンズの中心から離れるにつれて歪みが強くなっています。そのため、横を見たときに物体が曲がって見えたり、歪んで見えたりしてしまうことが多いです。一方、非球面レンズは厚みができるだけ薄く、レンズのカーブも緩やかになるように作られています。そのおかげで眼鏡をかけて物を見た時、ほとんど歪んで見えるとことはありません。非球面レンズはまた見え方もクリアです。

現在の主流は非球面レンズの方となっています。非球面レンズにはさらにクリアで歪みなく見える、両面非球面レンズというものもあるのです。物がきれいに見えるというメリットがありますが、レンズの値段が高くなります。

球面と非球面どちらのレンズを選ぶべきか

度数の強い人ほど、レンズの厚みが増します。分厚いレンズの眼鏡をかけていると他の人があなたの顔を見たとき、顔の輪郭が歪んで見えます。またレンズの向こうの目も、実際の大きさよりも小さく見えてしまいます。眼鏡をかけていても元の顔とあまり違いがないように見られたいならば、球面レンズではなくて非球面レンズを選ぶべきです。物の見え方という点だけを取ると、球面レンズよりも非球面レンズの方がどうしても優れていると言わざるを得ないでしょう。

その分、非球面レンズの方がレンズの価格が高額であることが多いです。ただ、サングラスのようなフレームのカーブが強い眼鏡の場合は球面レンズの方が適しています。また、あまり度数が進んでいない人も球面レンズでもそれほど見え方は変わりません。